秋の畑
篠山は黒大豆の枝豆で有名です。週末は道沿いに農家がテントを立て、京阪神からお客さんが、枝豆を買いに来ます。でも、今年は8月に雨がほとんど降らず、枝豆が少なめで、枝豆のあるお店に行列ができたりしています。
平地にある、相方の畑の豆もかなり少なくて、私もがっかり。いつも来てくれるお客さんに少し売る程度・・・。土寄せや水やりなどを熱心にした篤農家の畑や、山際のいつもじめじめしているような畑が今年はちゃんと豆が付いたみたいです。(家は放任栽培)。
ちなみに、山の小さな畑は黒豆もいい感じにできました。上の写真は、黒豆ではなくて、黒豆よりさらに巨大なんじゃないかという、丹波白大豆。これは10月の初め頃に食べるのが一番おいしいと思っています。黒豆より早く硬くなるので。黒豆の濃厚さは無いけれど甘味は黒豆より強い気がします。枝豆ではなく、大豆にしてから食べてもおいしい。
これは、平地の畑の人参。この畑は重粘土質なのですが、木くずを入れて土がよくなるか試しています。相方曰く、この畑ではおいしい人参ができたことがないらしい。多分、肥料をやらないで栽培したり過酷すぎる環境では、人参は野生的すぎる味と香りになるからかもなと思います。今年はどうでしょうか。
白菜。無農薬の白菜はかなり難しいです。篠山に来てはじめてうまくいってます。
アブラナ科の野菜(大根や白菜、小松菜など)は、ダイコンサルハムシという黒くてぴかっとした小さな虫に食い荒らされます。その虫は、幼虫も成虫も貪欲に葉っぱを食い荒らし、しかも寿命が長いという最悪な虫で、すごい勢いで繁殖します。
岐阜で畑をしていた時は、冬野菜は放っておけばできたのに、関西に来てからはこの最悪な害虫のため、葉物野菜がとても難しくなりました。
今年は、8月に畝に透明ビニールをはり、土に潜む害虫と草の種を殺すという方法を試しました。それがうまくいったのかもしれません。
ニンニクの植え付け。
黒枝豆はだめでしたが、季節はめぐっていきます。次いこって感じです。
いつもニンニクが足りないのでたくさん植えました。