家づくり その4
家づくりは、春の完成を目指していますが、やることはまだまだあります。
今年に入って、進んだのは、寝室の床の完成、電気工事(プロのNさんにお任せしました❁)、電気工事の終わった後の壁板はりなどなど。
今日は、私が主に作っている棚類のご紹介をしたいと思います。(何屋ですか?とつっこまれそうですが、焼き物作家ですので、家具類はド素人です)。
その1 キッチンシンク
これは、もともと大きな紙を入れる家具でした。引出しを出した状態ですが、全ての引き出しが浅く作られています。古くてよい色合いになっていて、何かに使えないかと考えていました。高さが80㎝くらいだったのでキッチンのシンク台にすることにして、思い切ってのこぎりで長すぎる奥行を短く切りました。ぎこぎこと後ろ側を縦に切り落としていきました。
そして、不要な横棒や中のレールを取り除き、中央に柱をたてました。左側に浅い引出し1つと大きな引出を2つ作ることにしました。中央の柱と後ろの板などは夫が組んでくれました。私はその間に引出しを作りました。
引出しは、もともとあった引出しの取っ手や底板を再利用しました。また引出しの底の戸車(引出をスムーズに開け閉めできるためのこま)もそのまま使うことにして、引出しの側面板は戸車のついたもともとの浅い板に、ダボで板を足して使いました。(今、手元に写真が無くて説明しづらい)。
私、ダボというものを初めて経験しました。ダボって、木と木をつないだり、ねじ穴を隠すために使うんですね。ダボ用のドリルの先が売っていたり、ダボ用のダボマーカーというものがあったり、道具ってすごいと感激しました。
ダボを無事に使いこなし、引出しが完成しました。色が違いますが、引出しの板は、栗と杉です。
そして、右側に、蝶番で扉を付けました。この扉は、不要になった引出しの板を使いました。ノミで削って裏から釘止めして枠を作りました。その中に夫がどこからか拾ってきた松の薄い板をはめています。板をはめるための溝は夫に丸のこで切ってもらいました。この扉が私のノミ初体験だったのですが、とても硬い木でした。(ナラ?)
その2 キッチンシンクの横に並ぶ台
次に作ったのが、こちら。シンクの横に置く台です。
これはシンクと同じ高さで、上に板をはり、まな板でとんとんと料理をしたりするスペースになります。今回は1から作るということで、はりきってノミでほぞ穴やほぞを彫って、前面の枠を組んでみました。そこに側面の角柱をネジでとめ、内側から板をはっています。
この台がほぼ完成したころに、文明の利器、ほぞ彫り機がやってきました。
こりゃあ、便利だわ。
戸車をはめる穴も簡単に彫れました。
そして、上のように引出を作り、下には、2枚の観音開きの扉をつけて出来上がりました。暗い部屋に今置いていて写真が撮れなかったのですが、扉が歪んでいました。ずばり、自分で組んだ本体が歪んでいるからでしょう。
その3 洗面台
キッチンは、あと一つ、ガス台を載せる台を作らなくてはいけないのですが、先に、洗面所に取り掛かることにしました。水道工事をするときに出来ていないと困るので。
だいぶん、家具(?)を作るのに慣れてきた気分です。大切なことは、直角を計りながら作るということでしょうか。(前回の失敗から学んだ)
洗面所は、トイレの隣にあります。今回は、作ったものを置くのではなく、半分壁に固定して作りました。楽そうだと思っていたのですが、意外と面倒で、出っ張った柱のことや、壁の中に柱が無いところは弱いので固定できないとかを、その都度考えつつ、作りました。
ほぞ彫り機を使い、木を組み、真ん中に板をはり仕切りを作りました。右側は板をはめて物を置けるように細い板を張ってあります。左側は観音開きの扉を付ける予定です。
洗面台(イケア)を置いてみました。はじめガタガタしたので微調整してOKです。
まだ完成ではないのですが、とりあえず、ミッションは達成したので、ほっと一息。
3月にある、焼き物の展示の準備も頑張りたいと思います!