aiko yagura indigo pottery

兵庫県篠山市の里山で 器を作り 田畑の恵みを頂く日々

家づくり その5 バスルーム

 姫路アーティストフェスティバルが無事に終わりました。お越し頂いた皆様ありがとうございます。楽しい出会いもあり、充実した2日間でした。

 

ところで、もうすぐ家ができあがりそうです。床もはれ、外壁もすべて張り終え、窓もできて、後は、お風呂場と土間。大仕事が2つ残った感じです。

今日は、途中までできているバスルームの紹介をしたいと思います。いまどきはユニットバスが主流ですが、主流からははずれたタイルのバスルームです。

コンクリートに防水もせずに自己流でやっているので、参考程度に見ていただければと思います。

 

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水道と下水の配管は水道屋さんに頼みました。この写真はまだ配管を設置する前に、風呂桶を置いてみたところです。基礎のコンクリートがむき出しの状態です。

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基礎のコンクリート壁には、ばりがあったので、タイルをはるためには、モルタルを壁に塗って、滑らかにしなければなりませんでした。モルタルを塗る前に、コンクリートにあらかじめハイモルエマルジョン(モルタル接着増強剤)をぬりました。モルタルはセメントと砂が混ぜてあるもの(イビモルキング)を使いました。

初めてのモルタル塗り。水の量がわからず、始め水が少なすぎてとても塗りにくかったです。(こてを押しつけて無理にモルタルを塗っていた)。その結果、古いトンネルの壁みたいな不気味なむらができてしまいました。(上写真)水を増やし、結構クリーミーな状態の方がうまく塗れました。

 

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続いて、こちらは風呂桶に穴をあけているところです。これは間違えると台無しなので緊張です。

 

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そして、地味な作業ですが、バスルームの床に砂利を敷く前に風呂桶の周りにコンクリートの壁を作っています。砂利の節約のためらしいです。

 

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モルタルが乾くと、タイルを貼っていきました。タイル貼りは私の仕事です。タイルのシートは、目地が広かったのでとりあえず貼ってから、接着剤が乾く前にシートの紙に水をぬってはがし、タイルを少しずつ動かして目地の幅を調節しました。

タイルの空いたところは自作のタイルをポイントとして貼る予定です。(うまくできれば・・・)

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タイルの接着剤が乾いたら、タイルに目地を入れていきました。目地は、カッテージチーズくらいの硬さ(わかりにくい例え)に練って塗るとちょうどよかったです。水が多すぎるとよくないし、少なすぎると作業がしにくいです。そして、目地を塗ってから軽くスポンジで水拭きして、2時間ほどおいてから目地を指や棒で押さえてから、タイルについた目地剤をきれいに拭いて仕上げました。

一度、目地を塗ってから拭いたり、目地押さえもせずに帰ってしまったことがあり、最悪でした。次の日、半日ほど、目地やタイルをきれいにするのにかかりました。目地を塗ったらその日のうちに仕上げないとだめですね。

目地は、リクシルのスーパークリーンバストイレのホワイトを8kgも買ったので、お風呂とキッチンのタイルはすべて塗れる計算でしたが、足りなくなりました。タイルが分厚いので結構使うようです。(只今注文中)

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お風呂の壁もだいぶんはれて窓も完成しました。

後は、床のコンクリートとタイル貼りという難関が待っています。

さてうまくいくのでしょうか・・・。(つづく)