子供食器は、時々作っています。こちらは、大人の茶、青、黒などの色ではなく、カラフルな顔料を使って絵を描きます。
子供は、動物とか好きだろうという単純な考えで動物を主に描いています。ちびっこたちが喜ぶといいなと思って、実は大人よりも面倒な工程で作っています。
ろくろで器を作ったら、焼く前に絵の線を彫っておきます。
素焼きをしたら、彫った線に呉須(絵具のようなもの)を入れます。(彫った線を呉須をつけた筆でなぞり、スポンジでふき取り線の中の呉須を残す)
それから、色をぬっていきます。色が多いのでけっこう時間がかかります。それに釉薬をかけて本焼きして出来上がりです。
ちょっとずつ違う世界に一つの器です。
器は落とすと割れてしまうけど、少し大きくなったら、ものを大事に使うことを覚えられるかな。