しまなみ海道に行ってきた話
ずっと行ってみたかった、しまなみ海道。
学生の時はサイクリング部だったので、よくテントを持って自転車で旅行していました。自転車で行きたいなあと思いましたが、今回は家も建て中だし、畑も始まるので車で行くことにしました。(今回は山口に行った後に行きました)。
尾道に着いたのは夕方で、まず、友人に聞いていた萬来軒という中華料理屋(尾道ラーメンが食べたかった)を目指したのですが、休みで真っ暗。ありゃりゃ、と思い、しまちゃんというお好み焼き屋に行きました。しまちゃんで広島のお好み焼きを堪能しました。しまちゃんのおばちゃんいわく、そろそろ閉めて帰ろうかと思っていたらしい。こっちも真っ暗だったらショックだったなあ。食べれてよかったです。
次の日、ホテルの近くのU2というおしゃれ施設でクロワッサンと焼き菓子を買い、いざ島へ。
今回は、大三島と大島へ行きました。
島を次々と渡ります。瀬戸内海の明るい青はところどころエメラルドグリーンのような青でとても美しい。
大三島に降り、道の駅、多々羅しまなみ公園へ。
わ~!みかん天国!
みかん好きの私はいろいろな種類を買いました。しかも安い。はっさく、晩白柚、タロッコ、レモン、でこポンなど。はちみつも買いました。この時、買いすぎやなあと思いましたが、家に帰ってから、もっと爆買いすればよかったなあと残念がることに・・・。
道の駅を出て、時計まわりに島を一周することに。
途中で、道を間違えて、本道から少し外れ、鼻栗展望台へ。
レモンやみかんの向こうに海と大三島橋が見えます。光に照らされるみかんを見て、太陽の果物だなあと感じました。島のみかんはだいたい斜面(急斜面が多い)に植えられていて、農家の人々の草刈りや世話の大変さを思うと、ますます、みかんがありがたく好きになりました。
次に、たまたま小さな看板を発見したのが七曜工房でした。
「どこかで聞いた名前だね。」と相方。
「家の作り方をのせてた人じゃない?屋根にタコ付けてた。」と私。
セルフビルドの家づくりをブログに載せていたその工房を、私たちはたまたま見ていたのでした。その工房がどこにあるのか、知らなかったのですが、まさかここで出会うなんて。
中で写真を撮らなかったので、七曜工房さんで購入したものの写真を。
本格的な竹や木の笛や、ブローチ、筆箱など所せましと展示してありました。奥さんとお話しをして、買ったこの笛は、鳥の鳴き声を出せる笛。みかんの木でできていて、左がシジュウカラ笛、右がトンビ笛です。これから、シジュウカラとあいさつしたり、トンビをおびきよせたりしようと思います。海のすぐそばの素敵な工房でした。
次に、廃校になった小学校に立ち寄りました。
今は大三島ふるさと憩いの家という宿泊施設になっています。木造の建物がすごく立派で、ベッドルームや食堂の雰囲気も素敵でした。(泊まったわけではないけど)
その後、道の駅で昼食を食べ、樹齢2600年の大楠を見ようと、大山祇神社に立ち寄りました。
楠の大木はたくさんあり、どれが2600歳の楠か確認するのを忘れていましたが、この木が一番真ん中に鎮座していました。ボランティアの観光ガイドのおじさんが、この神社についていろいろ説明して下さり、この神社が天照大御神さんのお兄さんの大山積みさんの神社で、伊予の国の一の宮なんだということがわかりました。
正倉院のような、板倉作りの建物もありました。
「楠を見るために来たけど、ずいぶんと立派な神社だったね。」と相方。
それから伯方島を通って大島へ。大島ではちょうどお茶の時間だったので、カフェを目指しました。車にナビが無く、ツーリングマップル2019(バイクや自転車の人が愛用している地図)を見て食堂ミツバチを探しました。それっぽい建物はあるけれど看板もありません。(家に帰って調べたら移転中でした)。
さらに、行こうとしたパン屋にもたどり着けず、バラ園に到着。この日は寒かったので、バラソフトクリームを食べる気分ではなく、コーヒーとお菓子を車で頂きました。
そんなこんなで、大島では島を1周しただけでした。パン屋やカフェに行けなかっただけでなく、道を間違えて通れなかった海沿いの道もあったので、またぜひリベンジしたいです。道の駅、よしうみいきいき館の海鮮の七輪焼きもすごくおいしそうだったので、次来たら絶対食べたいです。
以上、島の旅日記でした。