さっき、畑のことを書きましたが、こちらは工房の様子です。
絵付けの終わったマグカップたち。赤い絵は弁柄(酸化鉄)で焼くと茶色くなります。鉛筆で軽く下描きをしてから、筆で描いています。
紺色は呉須(コバルトの顔料)です。呉須で絵を描く場合、細い線を描いてからだみ筆で筆跡が残らないように、しみこませるように色を入れていく方法が伝統的ですが、私は、水墨画の没骨という描き方に近い方法で、輪郭線を描かずに直接、筆で色をのせて描いています。
どんぶりに描いた山岳。
こっそりと(?)ライチョウも描いてみました。
今、窯を焚き中です。うまく焼けますように。