家づくり その3
以前、ブログを書いたのは5月の棟上げの時だったので、もう家が完成したかと思われるかもしれませんが・・・まだです。
夫はずっと屋根を張り続け、秋にやっと屋根が完成しました。
屋根は、板を3重にはっていて、その間に炭化コルクの断熱材(コルダン)を入れ、最後にトタンをはっています。だから、とても時間がかかり大変だったらしいです。(私は高所恐怖症で戦力外)。
屋根ができると、来たるべき冬に備え、すぐにストーブを設置しました。煙突は、篠山の、“里山ストーブ”さんに頼みました。この日は、朝、霧が出ていて、濡れたトタンがつるつるに滑り、夫が屋根から滑り台状態で滑り落ちるというハプニングもありました。(危険!)
そして、最近のことですが、やっと、窓 第1号ができました。内装を作っていくにも、とにかく寒いので、どんどんふさいいこうという感じです。届いたばかりのガラスは、キラキラとクリアでこんなにきれいなんやなあと、話していたのも束の間、その日の夕方には、家の中を浮遊する木の粉が付き普通のガラスになっていました。
窓づくり。ガラスを入れる溝を彫っています。
そして、家の西側の、まだ壁の無い部分も、急いで板をはっていきます。
釘打ち機なし。
西側面の窓枠もできました。右から、トイレ、脱衣所、お風呂。
右から、ケヤキ、コナラ、栗の木の窓枠。ケヤキは硬くてビスが折れました。コナラも折れました。(笑)ビス穴を大きくしてやり直し。
「コナラってどんぐりやんな~?」と確認すると、「8年くらい前に岡山で切った木やで。」と夫。これから、曲がったり暴れたりするのでしょうか。変化も楽しみです。
そして、昨日は、ある程度ふさがれた家で餅つきをしました。といってもほとんどの窓は出来ていないのでブルーシートの隙間から風が入ってくるのですが・・・。外は雪が舞い、家の中の土間スペースがすでに役に立ちました。
扉に、お飾り(友達にもらった手作りの藁の鍋しき)を付け、お正月を迎える準備をしました。
今住んでいる家の大掃除は全然できてない・・・。
皆様よいお年を。
展示が無事終わりました。
18日の日曜日まで開催していました、岐阜県中津川、Saisai+Cinnamonでの器展が無事終了しました。
お越し下さいました、皆様、ありがとうございます。
お店のスタッフの皆さんや、お客様、滞在先のご家族など、たくさんの方のお影で、楽しく心あたたまる展示となりました。お客様の顔をなかなか覚えられない失礼な私ですが、またどこかでお会いできれば嬉しく思います。
岐阜県に行った帰りに、多治見のtsunaguさんに寄って、器を納品しました。
tsunaguは、以前から器を置いて頂いているお店なのですが、12月に新たに愛知県江南市にお店をオープンされる予定です。そちら用に少しひしゆのみや、丸マグカップなどを納品しました。新しいお店、私までちょっとわくわくしてしまいます。
indigo pottery in Saisai + Cinnamon 〈 展示のご案内 〉
こんにちは。
山々に赤や黄の葉っぱが目立つようになってきました。
岐阜県中津川市のカフェレストラン、Saisai + Cinnamonでの展示のご案内です。
矢倉藍子 indigo pottery の器展
2018.11.11(日)~18(日)
いつも器を使って頂いている、私も大好きなお店、Saisai+Cinnamonにて展示会を開きます。
美しい景色と澄んだ空気、素敵なパンやお料理とともに、生活を彩る器をご覧ください。
作家在廊日 11/17(土)・18(日)
open 11:00 ~16:00
・ランチ(要予約)、カフェの営業は12:00~15:00です。期間中、ランチの無い営業日(カフェのみの日)もありますので、詳しいスケジュールはfbまたはお電話などでご確認ください。
Fbページはこちら↓です。
https://www.facebook.com/pages/category/Restaurant/Saisaicinnamon-345668755471540/
皆様のお越しお待ちしております。私も久しぶりにSaiSaiさんのお料理を頂けるかと思うと今から楽しみです。(目的がそっち?!)
それまでに、もう1窯、焚きたいので頑張ります。
ササヤマルシェ Last
秋の畑
篠山は黒大豆の枝豆で有名です。週末は道沿いに農家がテントを立て、京阪神からお客さんが、枝豆を買いに来ます。でも、今年は8月に雨がほとんど降らず、枝豆が少なめで、枝豆のあるお店に行列ができたりしています。
平地にある、相方の畑の豆もかなり少なくて、私もがっかり。いつも来てくれるお客さんに少し売る程度・・・。土寄せや水やりなどを熱心にした篤農家の畑や、山際のいつもじめじめしているような畑が今年はちゃんと豆が付いたみたいです。(家は放任栽培)。
ちなみに、山の小さな畑は黒豆もいい感じにできました。上の写真は、黒豆ではなくて、黒豆よりさらに巨大なんじゃないかという、丹波白大豆。これは10月の初め頃に食べるのが一番おいしいと思っています。黒豆より早く硬くなるので。黒豆の濃厚さは無いけれど甘味は黒豆より強い気がします。枝豆ではなく、大豆にしてから食べてもおいしい。
これは、平地の畑の人参。この畑は重粘土質なのですが、木くずを入れて土がよくなるか試しています。相方曰く、この畑ではおいしい人参ができたことがないらしい。多分、肥料をやらないで栽培したり過酷すぎる環境では、人参は野生的すぎる味と香りになるからかもなと思います。今年はどうでしょうか。
白菜。無農薬の白菜はかなり難しいです。篠山に来てはじめてうまくいってます。
アブラナ科の野菜(大根や白菜、小松菜など)は、ダイコンサルハムシという黒くてぴかっとした小さな虫に食い荒らされます。その虫は、幼虫も成虫も貪欲に葉っぱを食い荒らし、しかも寿命が長いという最悪な虫で、すごい勢いで繁殖します。
岐阜で畑をしていた時は、冬野菜は放っておけばできたのに、関西に来てからはこの最悪な害虫のため、葉物野菜がとても難しくなりました。
今年は、8月に畝に透明ビニールをはり、土に潜む害虫と草の種を殺すという方法を試しました。それがうまくいったのかもしれません。
ニンニクの植え付け。
黒枝豆はだめでしたが、季節はめぐっていきます。次いこって感じです。
いつもニンニクが足りないのでたくさん植えました。
つる草のマグカップ
台風一過とともに10月が始まりました。
昨日、窯出しをしました。
なぜこんなごちゃっとした写真を撮ったのかというと・・・。
最近、描いた、つたと実のマグカップを見ていて、「こういうつる草あるかもね。」という軽い気持ちで描いたので、実際あるのかぶらりと庭に探しに行きました。
すると、もう、いろいろな種類のつたが生えていて、ちょっとびっくりしました。(かわいいから摘んだだけの花と、自然ではない花も1輪あるけど)。
実も、烏瓜の真ん丸なものから、鮮やかな紫色の豆やら、採っていないけどむかごとか。自然界の造形は多様だなあと。それでカップにさしてみたらこんな写真に・・・。
ムラサキシキブの実がマグカップの模様に似ていますが、つる性ではありません。
結局、全く同じつる草は見当たりませんでした。
スモモジャム
スモモジャムをつくりました。
友人宅になっているイクリ(原種に近いスモモらしい)を収穫しました。今年は豊作!
種をとって、
鍋で煮ます。きび砂糖をスモモの重量の30パーセント入れました。砂糖は初めに半量入れ、しばらく煮てから残りを入れます。市販のジャムは50パーセントくらい砂糖が入っていると思いますが、砂糖控えめで。
今回は少し若くて、渋みがあったので一度ゆでこぼしてから煮ました。
ジャムの瓶とふたを鍋に入れ10分ほど煮沸消毒して、瓶とジャムが熱いうちにジャムを瓶に入れます。
ジャムを瓶に入れ、ふたをして、30分以上煮沸して、少し冷めたら流水でなるべく早く冷やしました。蓋の中央がぺこんとくぼみます。
ラベルをはって出来上がり~。120瓶くらいできました❁