aiko yagura indigo pottery

兵庫県篠山市の里山で 器を作り 田畑の恵みを頂く日々

たじみ陶器まつり 西通り

今年も、多治見陶器祭りに出店します。

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私は、こちら、手作りの焼き物作家が集結する ”たじみ陶器まつり西通り” に出店します。この通りは、多治見、土岐、瑞浪の作家を中心に、私のように美濃の地で焼き物を学んだ作家も出店しています。参加作家はこちら。

 

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私も1年に一度、多治見に行くのが楽しみです。

春の多治見に、あなたのお気に入りの器を探しにお越しくださいませ。

場所など詳しい情報は、下記ホームページをご覧ください。 

たじみ陶器まつり西通り

電車でのお越しがおすすめです。

 

 

家づくり その1

今日は、焼き物のこととは関係ないお話。

唐突ながら、夫が家づくりをしています。こつこつと柱を加工中。

最近、角のみ機やほぞ切りの機械がメンバーに加わり、30分かかっていた穴あけなどが30秒でできるようになったとのこと。

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私は、大きな柱のかんながけを手伝うくらいしかしていません・・・。回りの方々からもっと手伝い~やと言われますが、活躍できそうな時が来れば動こうと思います。

2年前に、夫が木を伐りました(彼は、木こり&農家です)。

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すごい量の木だなあと思いましたが、落とし込み板壁という板倉作りの家を作りたいと彼は思っていたので、木は足りないくらいなんだそうです。板倉作りは、柱だけでなく壁も厚い板で作る工法で木が沢山いります。

 

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そして、こちらは、篠山の藤本林業所さんで、木を柱に加工してもらっているところです。一度柱のかたちにした木材を、屋外のトタンの下で乾燥させてもう一度、挽き直しているところです。

このような、製材所は数が減っているようで、自分で切った木を加工してもらえるような製材所が篠山にあって本当によかったです。

工場の、巨大なのこぎりが稼働すると、大きな音が響き、レールの上にある機械(写真右側)に職人が乗り、操縦して柱と自分の乗った機械を走らせ、柱をのこぎりにあてカットしていました。

国産の木で家を建てる人が減っていて、今は外国の木を使うことが多いので、製材所ももうからない時代だと聞きますが、製材所があってこそ地域で資源を回すことができると思うので、製材所さんには頑張って頂きたいなあと思います。

篠山に住むようになって、近所のおじいさんやおばあさんに、自分とこの山の木を家の柱に使ったとかいう話を聞いていて、昭和のプレハブ住宅で育った自分にとっては、えっ?そんなことできるの?近所の山の木が家の柱になるとか、信じられないというか憧れるなあと思っていましたが、自分たちの家が100パーセント近所の山の木でできそうなので、すごくわくわくしています。

 

 

ひしゆのみ

先日、岐阜県多治見市のtsunagu(つなぐ)さんに、ひしゆのみを納品しました。

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左から、アジサイ、キャトルフラワー、鳥と木(S)。

この他、定番の種や花粉、カモメなどの模様も。大きさはLとSがあります。

つなぐさんは、日本の手仕事の生活道具を扱う素敵なお店です。オンラインショップもされています。詳しくは下記のホームページをご覧ください。

tsunagu−日本の手仕事から生まれる生活道具の店−

              

小皿

昨日の朝は、台所のお味噌汁が凍っていました。そして、今朝はクリームシチューが凍っていました。非日常的な出来事が起きると、「お、凍ってるぞ。」と理科の実験を楽しむ気分になります。そして篠山は、雪も積もりました。

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昨日、車の通る部分のみ雪かきしたのですが、またうっすらと積もっていました。でも、今日のお日様で溶けそうです。そりしたい。

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最近は、注文品のお皿などを焼いていました。上の3枚は、注文のお皿の間に入れた小皿。小皿はピンホールなどの失敗が少なくて軽い気持ちでできるので楽しい。そして、窯を有効活用するためにも作っておかないともったいないのです。上は、すずらん、下の2枚はニット模様(直径11.5㎝)。新しく描いてみたニット模様が、気に入ったのでまた描こうと思いました。

 

お餅

2018年が始まりました。久しぶりのブログ更新・・・。本年もよろしくお願いします。

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今年のお正月は、お餅がたくさん食べれて幸せでした。今日は残りのお餅をお昼に頂きました。(まだたくさん冷凍してある)♪

奥の赤いお餅は、タカキビ入り、手前のお餅は金ゴマ入り玄米餅です。あと、秋に作って冷凍していた、黒枝豆のずんだも。

珈琲が冷えないようにマグカップに服を着せました。母作のカップウォーマーです。

寒い日が続きますね。冬は工房にこもって作業もはかどりそうですが、冬は冬で薪を作ったり、落ち葉を集めたり、いろいろやりたいことが出てきます。今日も夕方、山に植えた栗の苗木のまわりの笹や木を刈ったりしました。春にむけて、畑に何を植えようかと種を探したりするのも楽しいです。

焼き物の制作もがんばります~!

 

 

 

大山おこわ

 

今日は鳥取県の郷土料理、大山おこわをつくりました。というのも、以前頂いた大山おこわが、とてもおいしかったからです。

鳥取県の奥大山の方に住む、友人のご両親から頂いた“コウタケ”を使いました。

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こちらは塩漬けのコウタケを塩抜きしたもの。私は、山でコウタケをとったことがないので、感動。篠山の山奥にも生えているらしいのですが、私はまだ見たことがありません。

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コウタケ、人参、こんにゃく、鶏肉を小さく切って出汁でたき、具と汁をわけておきます。前日から水につけておいたもち米を水切り(1時間ほど)して、20分ほど蒸します。蒸したお米を鍋に移し、具をたいた出汁を入れます(3合のお米に300ccの出汁を入れました)。極弱火で出汁を吸わせ、具も入れます。再び蒸し器に入れ10分ほど蒸しました。蒸すときに銀杏も入れました。

余談ですが、上の写真のふたの取っ手は、以前、切り倒された桐の木の枝を壊れたふたにくっつけたものです(笑)。

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できました~!

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大山おこわは、栗やちくわを入れたり、具材は家庭によっていろいろあるようです。今日作ったおこわは、インターネットでレシピを調べて適当にアレンジして作ったので、大山おこわ風。でも、コウタケの香りが良くて、家にあったのでたまたま入れた銀杏もほくほくしていておいしかったです。

大山の恵み、ごちそうさまでした。

 

 

12月の展示

寒くなってきましたね。篠山はもう霜がおりる日も出てきて、毎日、薪ストーブをがんがんたいています。

さて12月2日(土)~17日(日)まで、愛知県幸田町のGLANさんにてam.さんとの二人展があります。am.さんは多治見の陶器市でお会いしましたが、とても素敵な磁器のアクセサリーをメインに制作されています。私はアクセサリーとか細かいことができないので、あこがれてしまいます。(小さなリングをつなげるとかが無理・・・)

 

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今日は、写真にマグカップを載せましたが、ただいま展示にむけて窯を焚く準備を進めています(現在絵付け中)。新作のしょうゆさしに挑戦していますが、果たしてうまくいくのか?!たくさん作っていますが成功する確率は・・・。

幸田町のGLANの詳しい情報はこちらです↓

GLAN interior + zakka

お近くの方はぜひお越しください。